ニースの海沿いの散歩道、プロムナード・デ・ザングレ(promenade des anglais)、ここはコートダジュールの蒼い海を見れる観光名所であり、また地元の人にとっても気持ちのよい散歩道です。観光でニースを訪れる方は是非このプロムナード・デ・ザングレを散歩する時間を取って、コートダジュールの空気を味わってみてください。
天使の湾に沿った散歩道
穏やかな気候の地中海沿岸、特に海沿いの道は最高です。その最高の気候を味わえるプロムナード・デ・ザングレ。最近、道が整備され、とても広くなり、我々のようなベビーカー持ちの家族でも悠々と散歩することができます。
また、以下の記事は私が出勤中に撮影した動画を掲載したものなのですが、この海を見ていると本当に会社行きたくなくなります・・・そのくらい綺麗
ニースはサラリーマンする場所じゃありませんね(笑)。
散歩する人はもちろん、ジョギングや自転車をする人もたくさんいます。自転車に関しては、自転車専用道路が整備されているので気持ちよく走ることできます。さらに、バカンス地らしく、ローラーブレードなど、レジャー遊具で遊ぶ人もたくさんいて、楽しい雰囲気が漂っています。
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意味は「英国人の散歩道」
プロムナード・デ・ザングレは「英国人の散歩道」という意味です。18世紀後半あたりから裕福なイギリス人が冬をニースで過ごすようになったことから、この名前が付けられたようです。確かにこの気候はのんびりするには丁度いいですもんね。
ニースは冬でも日中は暖かいです。天気がいいと長袖シャツで出歩けるくらい。そんな訳でニースのレストランは冬でもテラス席が開いています。一年中過ごしやすいです。ただ、朝晩は結構気温が下がります。冬の朝晩は薄手のコートやジャケットが必要になります。太陽が当たるところと当たらないところでの気温差も大きいので、出歩く際は気温によって羽織れる服を持っておくと良いと思います。
プロムナード・デ・ザングレの(海以外の)見所
ニースの老舗ホテル・ネグレスコ。ニースで一番有名なこのホテルは、プロムナード・デ・ザングレ沿いに建っています。その豪華な装飾や特徴的な色からとても目立っていて、多くの観光客が足を止めて写真を撮っています。
ネグレスコのすぐ横にあるマセナ美術館。ここではニースの歴史を時系列に説明する展示物・資料等を見ることができます。
このマセナ美術館は庭園の美しさにも定評があります。造園師エドゥアール・アンドレによって整形されたとか。庭園は確か入場無料です。写真のように市民のくつろぎの場となっています。
朝焼けや夕焼けも綺麗なので、プロムナード・デ・ザングレの近くに宿泊する方は、時間を合わせて見に行ってはいかがでしょうか?
夏のバカンスシーズンはイベント目白押し
先ほど冬も暖かいという話をしましたが、ベストシーズンはやはり夏!暑いけど湿度が低いのでカラッとしています。海水浴を楽しむ人もたくさんいるので夏はとにかくビーチが賑わいます。プロムナードザングレでもたくさんのイベントが開催されます。写真は子供の遊具。トランポリンや簡単なアトラクションが設置されます。
フランスの球技、ペタンクの会場も設置されていて、老若男女、みんなで楽しんでいます。ペタンクとは鉛の玉をなげて最初に決めたポイントに誰が一番近くに玉を置けるかを競う、カーリングのような競技です。相手の玉にぶつけて外に追い出すところなどもカーリングに似ていますね。フランスではこの競技を大人から子供までやります。
路上パフォーマー達もたくさん。一番多いのはミュージシャンですが、写真のように、ローラーブレードのテクニックを披露する人や、芸術の国フランスらしく、絵を描く人もいます。
まとめ
ニースの象徴とも言える蒼い海、ビーチとそれに沿うプロムナード・デ・ザングレ。日本では味わうことのできない、バカンスの空気を感じることができる場所なので、旅行の際は是非ここを散歩してみてください。