旅行中にスリに会った話は本当によく聞きますよね.
そこで,私が実際に遭遇したスリや友人から聞いた話を基に注意点をまとめてみました.少しでも皆様の参考になればと思います.
- エスカレータの二人組みに注意
- やっぱり背後のポケットは狙われる
- ショルダーの紐を切られる
- ショッピング中に後をつけられている
- 人が多いところは注意
- 子連れの方は要注意
- 子供たちが募金を装ってスリを働いている
- 美術館にもスリがいる
- 親切に道案内をしてくれる,と見せかけてお金を請求する
- 最後に
エスカレータの二人組みに注意
私はバルセロナの地下鉄に乗った際,スリに遭遇しました.手口は二人組みがエスカレータに乗った人を前後で挟んで背後からスリを行うというものです.一人が注意をひきつけたり,(動けないように)挟んで距離を縮めたりしてスリを行います.エスカレータに乗るときは貴重品の持ち方に注意しましょう.
やっぱり背後のポケットは狙われる
リュックやショルダーバックに財布を入れて,背後に背負っていると狙われます.定番ですがこのケースが一番多く聞きます.
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ショルダーの紐を切られる
ショルダーの紐を切って,そのままもっていくスリもいます.紐は皮など丈夫なほうが望ましいでしょう.
ショッピング中に後をつけられている
これは「財布をどこにしまっているか見るため」です.
私の妻は,クリスマスマーケットに行った際,すられました.ショルダーバッグに財布をいれていたとはいえ,かなり奥にしまっていたのですが,犯人はピンポイントにバッグにナイフで穴をあけ,盗っていきました.おそらく,その前に買い物をしているのは見ていて,どこに財布をしまったか,チェックしていたんだと思います.
人が多いところは注意
当たり前ですが,人が多いところは注意です.
おしくらまんじゅうになっているようなところではバッグが触られているかどうかわかりません.それを狙ってくるので人ごみでは特に注意が必要です.電車やバスの中でこのようなスリにあったことをたくさん聞きました.
子連れの方は要注意
私がパリに旅行へいったとき,こんなことがありました.スタバのオープンテラスで食事をしていたときのことです.私達には子供がいて,お腹が減って泣いていたので,テーブルの上にデジカメ等を置きっぱなしのまま子供に食事を与えていました.
すると,小学生くらいの子供を連れたお母さんがやってきて,アンケートの記入を頼んできました.子供も同様にアンケート用紙を持って差し出してきたのですが,よく見ると,その差し出した用紙は私達のデジカメの上に置かれていました.そしてその用紙の下に手を伸ばしてデジカメをつかんでいました.
私は途中でそれに気づいたため,大きな声を出して立ち去らせたのですが,もう少し遅かったら危なかったです.子連れ旅行の場合はどうしても注意が子供に言ってしまい,隙ができます.そこを狙われないようにしましょう.
子供たちが募金を装ってスリを働いている
パリでのこと.オペラ座付近で募金?署名?活動をしている子供たちの集団に遭遇しました.私達に近寄ってきて署名をお願いしてきたのですが,妙に体が近い。。どうやらスリのようです.
私は断って,先を急いだのですが,立ち去ろうとするとすごく嫌な表情をしてきて,汚い言葉を投げかけてきました.なんだかとても気分が悪くなりました.
美術館にもスリがいる
美術館で作品を見ているときは所持品への注意が低下しがちになります.美術館は密室なので安心と思うかもしれませんが,スリはいますので十分注意して観覧しましょう.
親切に道案内をしてくれる,と見せかけてお金を請求する
私がフランクフルト航空に着き,そこから乗り換える電車のホームを探していると,一人の男性が「何を探しているの?」と聞いてきました.私は電車のホームだよと言うと,その男性も今から行くところだから連れて行ってやると言ってくれました.
親切だなと思っていたら,目的地に着くなりお金(案内賃)を請求してきました。。
なんか親切だと思っていた自分が馬鹿みたいに感じ,とても嫌な気持ちになりました.このケースを見分けるのは難しいですが,少しでも「不自然さ」を感じたら断りましょう.
最後に
これらを読むと旅行にいくのを躊躇してしまいそうですが,本記事はネガティブキャンペーンではありません.旅行は本当にたのしいものです.だから十分注意して,できるだけ多くの「良い思い出」を作れるようにと本記事を着ました.ご理解ください.
また,以下の記事で私がイスタンブールを旅行した際に出くわした「ぼったくり」についてまとめています.こちらもトルコ・イスタンブールだけでなく海外旅行全般に役立つ情報だと思うので,是非ご覧ください.