フランスでは多くの街・村でマルシェが開かれています。マルシェにはそのとき旬の野菜や果物が並びます。旬なだけあって、味は本当に美味しい!一方で、旬なものしか置かないので、季節によっては姿を消す野菜もあります。それも含めてマルシェの魅力。本記事ではフランスのマルシェ(写真はニースで撮ったもの)を紹介したいと思います。
フランスのマルシェ
先ほどまさに農場から出荷したと言わんばかりの、木の箱に無造作に詰め込まれた大量の野菜と果物が並べられているマルシェ。この無造作感、とても迫力があります!しかも形も大きさもバラバラだったりしておもしろい。旅行者にとってはマルシェは市場ではなく観光名所、楽しめると思うので是非お立ち寄りください。
にんじんは10本以上束になって、葉付きで売っています。見た目も楽しめるマルシェ。しかもこのにんじんを買うと、お店の人に「葉っぱ要る?」と聞かれ、要らないと答えると、その場で「フンっ!」といって手でちぎってくれます(笑)
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旬な野菜・果物のみを取り扱う
夏になると桃やネクタリンが姿を現します。お店によって、また同じお店でも品物によって熟れていたり、まだ若かったりするので目利きが必要。
ズッキーニの花はフランス特有かもしれません。フランスでは花の部分をてんぷらにして食べます。
巨大な野菜にびっくり
マルシェで目にする巨大な野菜。上の写真のピーマン、結構やばいですよね(笑)。日本と比べると大きな野菜がたくさんあります。例えばキュウリやパプリカ。。ただし、味は予想通りの大味、個人的には日本の野菜のほうが美味しいと思います。
たくさんのお店が並んでいる
マルシェは多くのお店が並んでいます。私がよく行っていたニース・リベラシヨン駅近くのマルシェは数十店舗出ていたのではないでしょうか。当然、各店、お互いに同じ野菜や果物を扱っているので、品質や値段で個性を出していました。
それから、質と値段以外にも、お店の人の人柄も個性の一つ。感じのいい人がお店にいると、またそのお店に行きたくなります。特に外国人の私達は親切にしてもらうと特別嬉しいので、そのお店のリピーターになりがちです(笑)
おしゃれしたおばさんがたくさんいます。カラフルな野菜・果物に負けないくらい、カラフルな服装を身にまとっています。
フルーツが安い
季節によってはイチゴが大量に並びます。味は日本のほうが甘いですが、ヨーロッパのイチゴはとにかく安い。よく日本に訪れたことのあるフランス人も「日本のフルーツは美味しいけど高すぎる」と口にします。
新鮮な魚も売っている
マルシェには魚屋さんも出典しています。とても新鮮だし、豪快なディスプレイ。フランスでは一般的に生の魚は鮮度的に危ないと言われていますが、マルシェなら生で食べられるものもあります(もちろん全部ではありませんよ、お店の人に聞くのが一番)。
イカイカイカイカイカ。。。大量、そしてでかい。。私の子供はマルシェの魚屋さんをみてびっくりしていました。
無農薬、でもいたみやすいので注意
私も毎週のようにマルシェに通って買い物をしていました。はじめのうちは楽しくなってしまって大量に買っていたのですが、農薬を使っていないものを選んでいたためか、すぐにいたんでしまっていました。。すぐに食べられる量で、マメに通うのが吉。
(売っているもの全て無農薬なわけではないのでご注意を)
まとめ
フランス人の生活の一部になっているマルシェ。スーパーよりもマルシェを普段の食料調達手段として使っている人も多いです。ただ、日本人にとってはマルシェは少し珍しく感じると思うので、旅行の際には是非立ち寄ってみてください、きっと楽しいですよ!
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