先日,パリを観光した際に遭遇したスリの話です.スリというより強盗といったほうが近いかもしれません,かなりのパワープレーを仕掛けられました.フランス・パリは日本で最も人気の海外観光スポットと聞いたので,この情報を共有して注意を呼び掛けたいと思います.
このスリの話はモンマルトルの丘・サクレクール寺院での出来事です.せっかくの素敵な観光地が台無しですよね・・・
パリはスリが多い!
これは有名な話なので皆さんご存知かもしれませんが,パリはスリが多い!行くところ行くところでスリに遭遇します.注意するところは地下鉄やバスはもちろん,観光地にいる署名運動をしている人やミサンガ売ってる人,さらには美術館の中でもスリが多発しているそうです.
今月(2016年11月),パリを訪れた際は,上の中でも「署名運動している人」と「ミサンガを売っている人」のタイプのスリに,1日半で10回は遭遇しています.全て未遂だったのですが,何度か腕を掴まれたり,洋服を引っ張られたりしました.結果,体の前に掛けていたショルダーバックのジッパーを開けられるという。。大好きな観光地がたくさんあるパリなのに,ものすごく気分が悪くなりました.
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モンマルトル・サクレクール寺院でミサンガを売っている人に腕掴まれた
本記事のスリの話はモンマルトルの丘・サクレクール寺院での話です.パリ観光で訪れた方も多いのではないでしょうか,人気観光スポットです.
ここで私は,ミサンガを売る複数人に囲まれ,腕を掴まれ,無理やりミサンガを付けられそうになりました.彼らは「ピース!アフリカ!」と言って,アフリカへの募金的な雰囲気を出していましたが,強引に腕掴んでくるなんて,募金でもなんでもないですよね(笑).しかも複数人,私は走って腕を振り払いました.そのくらいしないと逃げられなかったので.ミサンガを売るという体なので,正式にはスリではないのかもしれませんが,やり口がひど過ぎる!怒りを覚えました.
道が狭くなっているところに注意
サクレクール寺院へ行くには階段を登っていくのですが,一部,その階段の幅が細くなっています(下の写真参照).そこに5~10人くらいのグループがミサンガを売っていて,無視しようとしてもグループみんなで道を塞ぐため,強制的に立ち止まらせられます.なので,結構頑張らないと突破できません.私も完全に囲まれました.
日本人は恰好のターゲット
こんな作戦なので,「押しに弱い」日本人は恰好の餌です.やはりフランスに住む人と話をしていると,日本人にはそういう印象を持っているようです.なので特に注意してください
とは言え,日本人以外も狙われる
この写真を見ていただけるとわかると思うのですが,日本人以外にもミサンガ売ってますよね.私がそのときここにいた数分の間で,「欧米人のほうが立ち止まって話を聞く」という印象を持ちました.日本人はある意味,「慣れ」て,スリに免疫がついているのでしょうか,無視して通りすぎるのは日本人のほうが上手な印象.
スリ回避ルートを使いましょう
スリに合うと,楽しい旅行から一気にテンション下がります.ですので,リスクを回避すべく,安全な道を探して,それを使いましょう.モンマルトル・サクレクール寺院では,ケーブルカーとその横の階段が安全だと思いました.そこには見たところスリはいませんでした.この道を使えば,先ほどの写真の道を通らなくて済むので,(私が刊行したときは)安全でした.
他のタイプのスリにも気を付けて
今回はミサンガを売るタイプのスリについて書きましたが,前述した通り,署名運動を装ったスリや,美術館内で絵画を見ている間に財布を盗るスリもいるそうなので,常時,注意が必要です.以下の記事で,私が実際に遭遇したスリや知人から聞いた話などをまとめたので,参考になればと思います.海外旅行前には是非読んでおいてください.
まとめ
楽しい思い出を作るための旅行ですから,スリには十分気を付けましょう.ちょっとマイナスなことを書いてしまいましたが,海外,フランスは見所がたくさんあって,素敵なところです.準備万端にして旅行を楽しみましょう.
海外旅行を攻略する上で,インターネット・スマホをいかに使うかが鍵になると思います.フランスでのプリペイドSIMの購入,チャージについて以下の記事でまとめたので是非ご覧ください.