ベルギー。ブルージュのベギン修道院と聖母教会を紹介する記事です.
写真はベギン修道院入り口に架かる橋.水の都らしい光景ですよね.晴れ間がでたときは本当に綺麗でした.
北西ヨーロッパのベギン修道院群は「フランドル地方のベギン会修道院群」として,世界遺産に登録されています.
また,紹介するもう一つの見所,聖母教会も高さが122メートルもある立派な教会です.これらはブルージュのシンボルと言えます.
ベギン修道院
ブルージュのベギン修道院は1245年に設立されたそうです.今でも15世紀から変わっていない修道服を身に付けた修道女が暮らしているんだそうです.このベギン修道院,入り口からして綺麗です.上の写真の一枚目にあるように,入り口には橋が架かっています.水の都らしい美しい光景です.
そして入り口付近の「愛の湖公園」には白鳥がのんびり日向ぼっこしています.この公園の横,そして橋の下を観光ボートが走ります.贅沢な観光コースですね.
修道院の入り口を入ると,綺麗で穏やかな中庭が広がっています.派手さはありませんが,緑が本当に綺麗でした.修道院の中は見学することができます(見学料:2ユーロ)修道女たちが暮らしていた空間がそのまま残っていて,その暮らしを想像することができます.飾られている絵画や生産されていたレースにも注目です.
修道院入り口付近にある愛の湖公園.たくさんの白鳥が日向ぼっこしたり,水浴びしたり,なんとも微笑ましい,平和な光景です.
橋の下,愛の湖公園の横を観光ボートが通過していきます.みんな写真撮影に夢中でした(笑)それだけ美しい景色が見られるということですね.
修道院の中庭.緑があふれていて本当に綺麗でした.なんだか時が止まったような,ゆっくりとした時間が流れていました.
中庭の写真をもう一枚.本当に静かな,平和な雰囲気が漂っていました.
修道院内を見学すると,写真のような,修道女が使っていた部屋やキッチン,寝室を見ることができます.思っていたより可愛らしい部屋に住んでいるなという印象でした(笑)
修道院内の回廊.
修道院内には教会もありました.私の理解が正しければ,最も古いマリア様がいる,と言われました.世界で最も古いということはないと思うのですが。。とにかくマリア様が有名な教会がありました(笑)
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聖母教会
高さ122メートルの塔が目印の聖母教会.マルクト広場の鐘楼の影に隠れがちですが,とても立派な教会です.この教会の周りには多くの観光客が集まっています.
この教会は13~15世紀に建てられたそうです.とても歴史のある教会ですが,何度も改修が加えられたせいか,とても綺麗な状態で建っていました.
その立派な姿から,多くの人が上を向いて写真を撮っていますが,教会の中もとてもすばらしいです.一番の見所はミケランジェロ作の「聖母子像」.入り口を入って右手に聖母子像が立っています.像自体は小さく,迫力のある彫刻ではありませんが,教会の雰囲気とマッチした,神聖な空気を醸し出しています.
また,教会内にはパイプオルガンもあり,当時の芸術に触れることができます.拝観料は内陣のみ2ユーロ,入り口を入ってすぐのスペースは無料です.
教会内部の写真.内陣に入ったところで撮影しました.決して派手な造りではありませんが,ブルージュの街に合った,落ち着いた雰囲気が出ていました.ただし,観光客が多いので,若干賑やかでしたが。。
ミケランジェロ作の「聖母子像」.木製の祭壇に飾られています.
繊細な造りの聖母子像,必見です.
町の中心マルクト広場から近いです.背の高い建物なのでわかりやすいと思います.
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