フィレンツェの中心にあるシニョリーア広場.
この周辺にはたくさんの観光スポットが集まっています.本記事ではその中で,ランツィのロッジア(ランツィの回廊)とヴェッキオ宮を紹介します.
アクセス
野外美術館・ランツィのロッジア
シニョリーア広場に面しているランツィ・ディ・ロッジア(ランツィの回廊)はまるで野外美術館.
屋根付きのステージにはたくさんの有名な彫刻が立ち並んでいます.
ランツィの回廊はシニョリーア広場に面しており,さらにウッフィツィ美術館に隣接しています.
元々,共和国の時代,シニョリーア広場で行われていた市民集会を雨の日でも開催できるようにと作られた回廊だそうです.今ではそこにたくさんの有名な彫刻が展示されており,代表的なものは
たくさんの彫刻が展示されています.
また,回廊自体の建築物の美しさにも注目したいところです.
写真からはわかりませんが,回廊には4体の『力天使』が埋め込まれている.
力天使にはそれぞれ「不屈さ」,「節制」,「正義」,「慎重さ」を表す.この力天使はアーニョロ・ガッディの作品です.
回廊にギターを演奏している人がいました.
みんなこの広場や回廊に集まってフィレンツェの空気を感じていました.
隣にはヴェッキオ宮が建っています.
ヴェッキオ宮については本記事の後半で紹介します.
夜は回廊がライトアップされていい感じです.
夜のフィレンツェの街は本当に綺麗です.
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ヴェッキオ宮
ゴシック建築で存在感のあるヴェッキオ宮,特に94メートルもある塔が印象的.
さらに,ヴェッキオ宮の周りには,かの有名なあの像が・・・
シニョリーア広場に面しており,ランツィのロッジアと並んでいるヴェッキオ宮.
建設当時はフィレンツェ共和国の政庁舎として使われていたそうです.
さらに,トスカーナ大公国の君主となった一族・メディチ家もピッティ宮殿に移るまでの間,住居としていた建物なんだそうです.
入り口には町の紋章,フィレンツェの獅子像(Marzocco)が飾られています.
内部は有名な絵画が展示されています.
フィレンツェ共和国の会議場だった2階には,ヴァザーリ派の絵画,3階には天井画やタペストリーが飾られています.
入場料・営業時間
入場料:6ユーロ.
営業時間:9時~24時で開園(木曜と祝日は9時~14時).
ご覧の通り,ランツィのロッジアと併設されています.
塔の高さから,かなり存在感を感じるはずです.そして下の入り口付近を良く見ると・・・
ダビデ像!!(レプリカですが)
ランツィのロッジア同様,外に彫刻が展示されています.
そして上述したように,建物の中にも絵画が飾られているので,見所満載です.
他にも周りに見所がたくさんあるシニョリーア広場
ランツィのロッジア,ヴェッキオ宮のほかにもウッフィツィ美術館(後日紹介する予定)やヴェッキオ橋など,この広場周辺には見所が重なっています.
ここを中心に観光を考えてみてはいかがでしょうか?
真ん中に立つ銅像が目印です.