ゴルナーグラート鉄道で終点のゴルナーグラートまで登った後,一駅分ハイキングしてローテンボーデンへ.
そしてそこから電車に再び乗ってリッフェルアルプ駅へ行きました(ローテンボーデンからリッフェルアルプの間に急な斜面があるとの情報を得たので,子連れハイキングの私はそのコースを避けました).
本記事はリッフェルアルプからのハイキングを紹介します.ゴールはツェルマットです.
コースと所要時間
私達(大人2人,子供(一歳)1人)は午前11時半頃ツェルマット発のゴルナーグラート鉄道に乗り,ツェルマットに戻ってきたのは夜7時頃でした.
コースとしては以下の通り:
- ツェルマットからゴルナーグラートまで電車で移動
- ゴルナーグラートからローテンボーデンまでハイキング
- ローテンボーデンからリッフェルアルプまで電車で移動
- リッフェルアルプからツェルマットまでハイキング
途中,子供を公園で遊ばせたり,カフェで休憩したり,写真を撮るために寄り道したりと,真っ直ぐ降りてきたわけではないのであまり参考にならないかもしれませんが,ゴルナーグラート鉄道を利用したハイキングは丸一日使って楽しむのがよいと思います.
本記事では、上の④、「リッフェルアルプ~ツェルマット」のコースを写真付きで紹介します。
リッフェルアルプからのハイキングコース
ゴルナーグラートから少し下ったところにあるリッフェルアルプ,歩いても数時間で着いてしまう距離ですが,景色は全然違います.
前回の記事で紹介したハイキングコースに比べて,リッフェルアルプ周辺は緑に溢れ,道には花が咲いています. 一つのハイキングコースでいろいろな景色が楽しめてお得です(笑)
ゴルナーグラート鉄道のリッフェルアルプ駅.
ここまで下ると回りには木が茂っています.ここで降りる人はたくさんいるので,ハイキングコースとして,リッフェルアルプからスタートのは人気なのかもしれません.
私達はリッフェルアルプからツェルマットを目指します.
林の中を行くコースなので,日陰で快適に歩くことができました.林の中と言えど,歩くコースはそれなりに整備されているので初心者でも難しくないと思います.
リッフェルアルプにあるリゾートホテル
リッフェルアルプから小さな列車,トロッコ?が走っていました.なぜかと思ったら・・・
このリッフェルアルプには有名なリゾートホテル・リッフェルアルプリゾートがあるようです.
利用者は駅からトロッコに乗ってホテルに向かいます.素敵すぎる.さらにホテルは超豪華!!こんなところ一度は泊まってみたい!!
入り口から豪華です.
ちゃんと情景を乱さない,木の造りがいいですね.
ホテルのフロントで水を買ったのですが,一歩はいるとそこは高級ホテル,ピッカピカでした(笑)
ホテルの正面にはレストランがありました.
マッターホルンを眺めながら食事を楽しめるテラス席完備.最高ですね.
ここなら時間を気にせず,ゆっくり食事を楽しむことができそうですね.
レストランの横には小さな公園がありました.
そこには写真のような子供用の遊具や滑り台,ブランコなんかもありました.
ずっと背負われて退屈だったであろう一歳の息子はここぞとばかりに遊んでいました.こういうスペースは子連れ旅行者には助かりますよね.
それにしても美しいマッターホルンをみながら公園で遊ぶ息子・・・なんて贅沢なんだ!
こんな贅沢な思いをさせたんだから,ちゃんと言葉を話せるようになったらパパに感謝してほしいものです(笑)
そしてマッターホルンを見ながらオムツ替え.
これこそ贅沢の極みでしょう(笑)
登山道をベビーカーで歩く家族がいた!!
我々が危険だとさけたハイキングコースだったのに,そのコースをベビーカーを押しながら下ってくる家族が!!衝撃映像でした(笑)
たしかにこっちのベビーカーはタイヤが大きく,オフロードにも強い仕様になっているものがたくさんありますが,ハイキングというより登山道をベビーカーで行く発想・・・ほんとすごいですね(笑)
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ツェルマットへ続くハイキングコース
さてさて,ツェルマットへの道に戻って,写真のような林の中の道を行きます.
日陰で涼しいし,花が咲いてて綺麗だし,気持ちよくハイキングができました.
人も多くなかったです.多くないというより,コースが広いため混雑していなかったという表現が正しいかもしれませんが.
私達の前後には一組しかハイキングをしている人を見かけませんでした.
林を抜けると草原が広がっていました.見晴らしもよくて写真を何枚も撮ってしまいました(笑).もちろんマッターホルンも良く見えます.
途中には簡単な食事ができるカフェ・レストラン.
気持ちいいとは言え,やはり疲れるので,このようなカフェはとても助かりました.
見てくださいこの景色,古い映画でしか見たことないような景色.
こんな景色がずっと続いているんです,信じられないでしょうが,本当なんです.マッターホルンに小川・木の橋・花・・・完全装備ですね(笑)
おまけに小屋まで建ってました.ハイジの世界です.
きっとここには白い髭のおじいさんが住んでいて,ブランコで遊ぶ孫と一緒に幸せに暮らしていると思います(私の勝手な妄想です).
道に咲く花.こういった花をどう撮れば綺麗に写るのか・・・
やっぱマクロ撮影にするべきだったか・・・
ツェルマットに近づくと川が見えます.
この川はツェルマットの町の中も流れています.
山道の途中,小川が進路を塞ぎます.
こういうのがハイキングっぽくていいですね.
もうツェルマットはすぐそこ.
たくさんの家が見えてきました.マッターホルンは相変わらず綺麗に見えます.
ツェルマット到着.
夏は日が長いので写真からはわかりづらいですが,到着したのは夜7時くらいでした.
無事にホテルまで帰ってきました(写真の左に見えるのが私達が利用したホテル).
この日は心地よい疲れでみんな爆睡でした.ビールがうまかった!