先日,現在住んでいるフランスを出発し,スペイン(バルセロナ,グタナダ,etc)とイタリア(ローマ)を旅行してきました.その際,空港・飛行機関係でいくつかトラブルがあったので,備忘録の意味を込めて,本記事を期待と思います.
とりあえず,最大のトラブルはロストバゲージ・・・旅行から帰ってきて2日経った今も返ってきません.空港から連絡もありません。。ちゃんと戻ってくるのでしょうか・・・ロストバゲージ自体は今までに5回程度経験していて,それほど驚きではないのですが,今回は同じフライトで,なんと30人以上がロスト・・・どうなってんの?(笑)
本記事の目次
- ロストバゲージは日常茶飯事
- 飛行機が遅延したときは要注意
- 乗り継ぎが時間的にタイトなときも要注意
- 貴重品は手荷物に
- ロストバゲージになったらサービスカウンターへ
- ロストしても慌てず,落ち着いて
- まとめ
ロストバゲージは日常茶飯事
私は日本に住んでいた頃,それほど飛行機に乗る機会が無かったからか,ロストバゲージなんてものすごい低い確率で起こるものだと思っていました.しかし実態は違いました。。私はここ3年で5回ほどロストバゲージを経験しました.
これは定かな情報ではないのですが,ヨーロッパの空港では日本よりもロストバゲージする確率が高いそうです.さらに噂ですが,イタリア・ローマのフィウミチーノ(FCO: Fiumicino)空港はその確率が特に高いと聞きました.
飛行機が遅延したときは要注意
先日も飛行機が2時間遅れていました.なので嫌な予感がしていて・・・見事的中.どうやら,飛行機が我々の目的地に着くなり,次の場所へ向かわなければならず,荷物を全て降ろさずに飛び立ってしまったとか。。結果30人以上のロストバゲージ。。急いでいるのはわかるけど,,ね(笑).我々は帰りの便だったのでまだよかったものの,これから旅行する人や仕事の人は本当に大変ですよね.
乗り継ぎが時間的にタイトなときも要注意
これも以前の例ですが,国際線への乗り継ぎなのに,前の便の到着時間から1時間半しかないことがありました.そのときも最初の飛行機が少し遅れたり,チェックインカウンターが激混みだったりでかなり焦った状況で飛行機に乗りました.すると案の定,荷物は飛行機に乗れず,空港に置いてけぼり。。やっぱり時間がタイトなときは危ないですね.
貴重品は手荷物に
当然ですが,貴重品や無いと困るパスポート・IDは必ず手荷物にしましょう.これをロストしたら大変です.荷物が戻ってくる保障もないので.しかも無くなったとき,どれだけ空港に抗議しても,出てこないものは出てきません.特に日本の外では「自分のものは自分で守る」というのが鉄則です.自分でしっかり管理しましょう.
また,これに関連したことなのですが,大きな手荷物(バックパックなど)は飛行機が混んでいたりすると搭乗直前でバゲージとして預けるように言われることがあるので注意しましょう.私もバックパックで旅行したとき,搭乗直前に預けるように言われ,そのバックパックがロストバゲージ・・・しかも不運なことに,そこには運転免許証が入っていました.手荷物で機内に持ち込む予定だったから,重要なものも入れてしまっていたのです.おかげで数日車が運転できませんでした.
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ロストバゲージになったらサービスカウンターへ
ロストバゲージになってしまったら,サービスカウンターへ行きましょう.そこでバゲージを預けたときにもらったバーコード(バゲージに貼り付けるシールに添付していたもの)と連絡先,滞在先の住所等を伝えます.そうすれば荷物が届き次第,滞在先に送ってくれるはずです.荷物の行方や戻ってくる時期は自分から聞かないと教えてくれません.気になる方は,自分から電話して聞くようにしましょう.
荷物が届かない間,何らかの保障をしてくれることもある
私はエールフランスを使ったとき,ロストバゲージしたのですが,荷物が届くまで,1日数十ユーロなら生活に必要なもの(Yシャツや子供のおむつなど)を請求できたことがありました.また,歯ブラシなどのアメニティグッズもくれました.そのようなサービスがあるか,カウンターで確認しましょう
ロストしても慌てず,落ち着いて
先日のロストバゲージは30人以上がフランスのとある空港のカウンターに列を作りました.私は後ろのほうだったため,カウンターにたどり着くのに1時間以上かかりました.こんな状況でも係りの人は慌てずマイペースで仕事をしていて,実にフランスらしかったのですが(笑),並んでいる人はまったく文句を言いませんでした.みんな慣れていたこともあったと思うのですが,ある女性は「あしたお化粧できないわ」と一緒に並んでいた人と笑いながら話していました.また,手続きが終わると,まだ待っている人に「Good luck」と言ってみんな去っていきます.なんともかっこいい!!
これを見て,この状況で「早くしろよ~!!」なんてイライラしていた自分が馬鹿みたいに感じました.怒ったって荷物は返ってきません.ストレスを溜めないように周りと話したり,この状況でどうやって旅行・仕事を進めるかを考えたほうがよっぽど建設的です.このときは旅行上級者になったつもりで,この状況を楽しみ,後にネタとして友達に話せるようにしましょう(笑)
まとめ
ロストバゲージはけっこうな頻度で起こるので,貴重品は手荷物に携帯するなど,できる限りのリスクヘッジは行いましょう.そしてもしロストしてしまったら,慌てず,怒らず,これから先の計画について建設的に考えましょう.