本記事ではニースにあるシャガール美術館を紹介します。このシャガール美術館はニース市内にある美術館の中でも人気が高いものの一つ。館内にはたくさんの、大きな絵画や彫刻が展示されており、シャガールの世界を満喫することができます。
マーク・シャガール
生まれはロシアのようですが、南フランスのニースに移住し、フランス国籍も取得したそうです。
シャガール美術館
人気の美術館なので館内は多くの人がいました。絵画を中心にたくさんの作品が展示されていて見ごたえ十分です。また、身分証明書(パスポート)を提示すれば作品のガイドを聞くための機材を貸してくれます。
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アクセス
国鉄ニース駅から歩いても20分弱で行くことができます。ですが、途中階段があったり、上り坂があるので、公共交通機関を使いたい方は「15、22、C、N2」いずれかのバスに乗って「Musee Chagall 」で降車してください。
シャガールの作品
登場人物と色使いにかなり特徴があります。私としてはまず色使いが印象的でした。青や赤をベースとして緑や黄色、白など原色がかなり使われているので一見鮮やか見えます。しかし絵の内容としてはかなりシリアスなものなので、見ているうちにその鮮やかな色が深い(暗い)世界に入っていく・・・そんな感想でした。わかりずらくてすみません(笑)
このような印象を持ったのも、ここニースのシャガール美術館には神と下界の人間を描いた絵が多かったからだと思います。この美術館以外の作品などを調べて見ると、妻への愛を描いた作品などを残しており、「愛の画家」と呼ばれているとのことです。
とりあえず本記事ではニースのシャガール美術館にあった作品を紹介します。
作品1
作品2
作品3
上にも述べたように、身分証明書を提示すれば、これらの作品1つ1つのガイドを聞くことができます(日本語もあったはず)。絵の意味が詳しくわかるのでオススメです。
絵画以外の作品もあります
勝手に「シャガールは絵画」という印象を持っていましたが、絵画以外の作品も展示されています。
このような彫刻作品も数多くありました。
モチーフとしては絵画と同じですが、彫刻だとやはり立体感がありますね。私(素人目)としては特徴的な色使いの絵画のほうが印象的でした。。
ステンドグラスやピアノに書かれた絵も印象的
館内には絵画と彫刻が展示されているスペース以外に、映画館のような部屋があって、そこではシャガールの映像が放映されています。その部屋もかなり印象的です。まずはステンドグラス。シャガール独特の色使いのステンドグラスで今までで見たことのない、美しい作品でした。そしてこの部屋の中に置かれたピアノ。このピアノにも絵が描かれていました。
ステンドグラス。シャガールの色使いがとても素敵ですよね。ヨーロッパを観光すると教会等でステンドグラスをよく目にしますが、このステンドグラスは他のどの作品とも違う美しさをもっていました。
シャガールの絵が描かれたグランドピアノ。黒くて硬いイメージのピアノですが、この絵がそのイメージを全く変えてくれます。
シャガールのドキュメンタリー?映像。フランス語だったのであまり理解できず。。このようなすばらしい作品を残してきた人だけに、映像を理解してどのようなキャラクターか知りたかった。。
この部屋以外にもいくつかステンドグラスが展示されていました。この作品も素敵ですよね。
手口には売店があります
出口の近くには彼の作品がプリントされたハガキやノートなどを販売している売店があります。かなり印象的な絵なので、部屋に飾ったりするとインパクトがあるかも。私は子供用にシャガールの塗り絵・シールブックを買いました。
まとめ
ニース近郊には多くの美術館がありますが、その中でもこのシャガール美術館はオススメです。ニースの中心街からそれほど遠くないため、是非足を伸ばしてみてください。