アントワープの街中にある「ルーベンスの家」について紹介.画家としても外交官としても有名だったルーベンスがアトリエ兼住居として使った建物がアントワープにはあります.ルーベンスの家には自画像や妻の肖像画などがたくさん展示されています.
画家・外交官として有名だったルーベンス
ピーテル・パウル・ルーベンス[1](蘭: Peter Paul Rubens オランダ語: [ˈrybə(n)s]、1577年6月28日 - 1640年5月30日)は、バロック期のフランドルの画家、外交官。祭壇画、肖像画、風景画、神話画や寓意画も含む歴史画など、様々なジャンルの絵画作品を残した
ルーベンスの家・兼アトリエ
ルーベンスの家・兼アトリエは、実際に使用していた家に、彼の作品がたくさん展示されています。かなり広い家+アトリエ+敷地、これは美術館と言っても過言ではありません。
まずルーベンスの家の入り口向かいにある建物でチケットを買います.そして家の中に入ると,たくさんの部屋を順番に見ることができます.各部屋に並ぶ油絵もさることながら,部屋自体も美しく,作品の一部と言うことができます.私が訪れたときはたくさんのガイド付きツアー団体がいました.それほど人気ということでしょう.
また途中で中庭を見ることもできます.この中庭は完全に当時のものではないらしいですが,一部は当時のまま残っており,雰囲気を感じることができます.
また,順路の最後に見ることができるアトリエは大変広く,ルーベンスとその弟子たちはここでたくさんの時間を過ごしていた空間を自分の目で見ることができます.
家の中に入ると各部屋に作品が展示されています.ただ作品をたくさん並べているのではなく,あくまでも部屋の一部として飾られているのが素敵でした.
ルーベンスの自画像.2000点もの作品を残したと言われるルーベンスですが,自画像は数が少ないんだそうです.つまり貴重な作品
私が訪れたときは団体ツアー客が多かったです.各部屋でガイドさんが作品の説明をしていました.ルーベンスの歴史,聞いてみたかったなぁ。。
中庭も見ることができます.柱廊は当時のままなんだそう.中庭には緑がたくさんでした.庭は綺麗に整備されていて、これも作品の一部、という印象を受けました。
順路の最後に見ることできるルーベンスのアトリエ.とても広く,大きな作品はここに展示されています.たくさんの人がここで時間を使ってじっくり作品を鑑賞していました.
なぜだかわかりませんが,各部屋に暖炉がありました.しかも一つ一つ違うデザイン。。これから行く人はそこにも是非注目してみてください.
まとめ
個人の家・アトリエのレベルを超えた、まるで美術館のようなところでした。作品もたくさんあって、見ごたえがあるので、アントワープへ訪れた際には是非行ってみてください。
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